フロアリーダーの二人にキャリアについてインタビューを行いました。
―― 自分に合った研修に参加できますし、何より研修が面白いと評判です。
まず初めに介護の仕事についたきっかけを教えてください。
高校のころにボランティアでデイサービスに行きました。人とのコミュニケーションをとれる仕事をしたいと思っていたこともあり、介護に興味を持ちました。高齢者の方から様々なことを教えてもらえると思いました。
ファミリーを選んだ理由はなんですか。
入職当時、ユニット型のサービスを行っているところはほとんどありませんでした。その中でユニット型の特別養護老人ホームを新しく始めるというところにひかれました。
ファミリーに入職してからどのような役職を担ってきましたか。
専門学校を卒業後、2006年4月に生活援助員(介護職員)として入職しました。2010年に10名のご入居者を担当するユニットリーダー、2012年にサブフロアリーダーを担い、2012年より50名のご入居者を担当するフロアリーダーとして勤務しております。ケアマネジャーの資格を取得してからはケアマネジャーとしての業務も担っています。
仕事のやりがいは何ですか。
入居者様の生活を支えられることです。介護職員だけでなく、看護職員や管理栄養士、機能訓練指導員など様々な職種の職員が働いているのですが、それぞれがバラバラに取り組むのではなく、チームとなって取り組んでいます。このように取り組んだ結果、入居者様の表情が明るくなった時などはすごく嬉しいですね。
ファミリーの良いところは何だと思いますか。
実は持病の関係で、入院が必要となり約4カ月にわたり仕事を休ませていただきました。実際に自分が体調不良で長期間の休養が必要になるなんて、考えてもいなかったので不安もありましたが、直属の上司から「安心してゆっくり身体を治して戻ってきてほしい。」との言葉をかけていただきました。この言葉を聞いて「ファミリーに入職してよかった」と思いました。実際に復帰した後も、体調に合わせて様々な配慮をして下さり、現在では全く問題ない生活を送れていますし、長期間の入院を要した私でも、キャリアアップができていることを嬉しく思っています。
ファミリーの人材育成の特徴は何でしょうか。
社会福祉法人ファミリーは「好き」ですよね(笑)。新しく入ってきた職員に対して「愛情」があると思います。
人材育成ということですが、まず新入職員に対しては、プリセプターシップというOJT研修を行っています。新入職員ひとりひとりに対し、担当の先輩職員を配置するので、指導方法が統一されますし、分からないことを聞きやすい関係性を築けます。また、チェックシートを使用するので、自分がどこまでできているかを把握しやすいと思います。定期的な面談もありますし、「手厚いなぁ」と感じます。
キャリアアップに関しても、ユニットリーダー研修等、階層別の研修が用意されています。自分に合った研修に参加できますし、何より研修が面白いと評判です。また、施設内部、法人内部の研修だけでなく、外部研修にも参加させていただけるのは視野が広がりますし、よい点だと思います。
―― 職員が一緒の目標に向かって取り組む土壌ができているので、モチベーションが高く保てています。
仕事のやりがいを感じる時はどういう時ですか。
ありきたりかもしれませんが、ご入居者やご家族から感謝をされるときは嬉しいですね。現在は私が直接的に介護を行うことが少ないので、カンファレンスや人材育成を通して、部下が褒められたり、感謝されると嬉しいです。
社会福祉法人ファミリーの良いところ
法人が大きく、いろいろな施設があります。以前、他施設との職員と「バンド演奏」をする機会があり、その時に知り合った職員と現在でも定期的にバンドの練習をしています。施設間の交流が多く、人と人とのつながりを築きやすいところが良いところですね。また、新しい取り組みに積極的な法人です。「看取り」も制度が開始されてまもなくから取り組みましたし、「口腔リハビリテーション」「学習療法」「音楽療法」など、様々なことを導入するのは入居者様のためにもなりますし、職員の成長にもつながると思います。
転職を検討したことはありますか。
転職を考えたことはあまりないですね。ハピネスあだちの職員はケアに対して、みんな志高く真面目に取り組んでいます。私も同じ気持ちですので、すごくやりやすいです。職員が一緒の目標に向かって取り組む土壌ができているので、モチベーションが高く保てています。職員同士の仲がいいし居心地がいいですね。
どのような方に入職してほしいですか。
笑顔の素敵な職員です。もちろん常に笑顔でいる必要はありませんが、表情が豊かな方はご入居者に安心感を提供できると思います。技術はいくらでも身に着けることができます。その体制もファミリーは整っています。ですので、未経験の方でも安心してお越しください。
ホームページをご覧いただいている方へ一言お願いします。
入職して10年以上たちますが、毎日が充実しています。自分自身がスキルアップしていることを実感できますし、チームとして成長していることを感じられて、嬉しく思っています。また、私事で恐縮ですが、ファミリーで現在の妻と出会いました。子宝にも恵まれ、毎日幸せな日々を過ごしています。皆様と出会える日を楽しみにしています。
―― 入居者様の生活をより良くするため、職員の成長を促し、導いて行くことが私の現在行っている仕事です。
ファミリーに勤めるまでの経歴を教えてください。
ひいおばあちゃんが老人ホームに入居したことがきっかけで「介護」という仕事を知りました。当時、進学率が8割くらいの高校に通っており、進学か就職かいろいろ進路を考え、最終的に就職しようと決めました。先生に伝えたところ、ハピネスながわを紹介されました。どんなところかと思っていたのですが、実際に見学時に対応して下さった職員さんを見て、ここで働きたいと思いました。
仕事の内容を教えてください。
細かい仕事はたくさんありますが、職員をまとめる役割を担っています。そのために日ごろから職員の変化に気づき、些細なことでも相談に乗るようにしています。いっしょに「介護の仕事」について考え、ときには指導やアドバイスを行います。その結果、入居者様の生活を充実したものにすることができます。入居者様の生活をより良くするため、職員の成長を促し、導いて行くことが私の現在行っている仕事です。
「フロアリーダー」の仕事をしていて嬉しかったことは何ですか。
ハピネスながわには約50人の職員がいます。ときには職員が壁にぶつかるときもあります。悩む職員の気持ちに寄り添い、いっしょに考え、職員の悩みが解決した時は本当に嬉しいです。壁を乗り越えた時に人は大きく成長します。職員の成長を見ることと、この仕事をしていてよかったと思いますし、自分自身も成長できていると感じます。
「介護」の仕事のやりがいは何ですか。
入居者様に必要とされることだと思います。入居者様は年齢を重ねるにつれ、どうしても身体が弱っていきます。その中で、私たちが寄り添いながらサービスを提供することで少しでも「笑顔」を引き出せたり、能力を維持できたと感じた時、更に言えば状態が改善された時はとてもやりがいを感じます。取り組みに対して成果がでた時に家族・職員など関係者全体で分かちあえると自分自身の充実感につながります。特別養護老人ホームの入居者様は「認知症」の方が多くいらっしゃいます。ものごとを覚えることが苦手な方々が、日々接する中で、私のことを覚えてくれる時があります。これもまた嬉しいですね。
―― 職員ひとりひとりと向き合うことで、現在の立ち位置を共有し成長へとつなげています。
「人材育成」に関しては、どのように取り組んでいますか。
年に2回、「キャリアシート」というシートを使用した定期面談を行っています。職員の「できていること・これから期待すること」を把握し、個々に合わせた目標を立てます。そして立てた目標に対しての達成度を把握します。職員ひとりひとりと向き合うことで、現在の立ち位置を共有し成長へとつなげています。また、法人全体での研修や施設独自で行う研修などを通してスキルアップを図っています。
田畑さんは青森エリアでキャリアをスタートさせましたが、途中で同じ法人施設である「ハピネス都筑」で勤務をしましたね。どうして異動されたのですか。
私は最初、準職員として働きました。確かちょうど、正職員となったばかりの時にハピネス都筑が開設されるという話がでました。当時の青森エリアでの仕事も充実していたのですが、「土地も違えば入居者様も違う。違うエリアで働くことが自分の成長につながる。」と思い、異動を希望しました。当時、お付き合いしていた方がいたのですが、迷いはありませんでした。ちなみにその方が今の奥さんです。遠距離恋愛になったのですが、横浜に来てもらいました。結婚後も横浜に住んでいたのですが、出産を期に青森エリアで育てたいとの考えが芽生え、また青森に戻ってきました。ハピネス都筑で働けたことは私の大きな財産になっていると思います。リーダーとして業務を行ったのもハピネス都筑が初めてでしたし、新規開設の特別養護老人ホームで「入居者様・職員が安心して暮らせる」環境を作ることができたことは大きな自信になりました。また「青森で子育てをしたい」と思った際に、法人に希望を聞いていただき、戻ってくることができました。
社会福祉法人ファミリーのいいところはどこですか。
事業所が全国にあるところではないでしょうか。様々なエリアで様々な取り組みを行っています。現在も職員交流を行う中で、様々な事業所のとりくみを共有しています。各事業所が連携して取り組むことで、ファミリーはまだまだ成長できると思います。「まだまだ成長過程にある法人」というところがいいところだと思います。新規でサービスを開始すれば、新規事業所で「リーダー」など新たな職員のポストが創出されます。成長した職員がキャリアアップできる環境があるのは強みですね。また会長や理事長という法人のトップの方々が気さくに一般職員に話しかけてくれるところもありがたいと思います。
ホームページを見て下さった方に一言お願いします。
私のインタビュー記事を最後まで見て下さり、ありがとうございました。ハピネスながわの見学時に「田畑翔のホームページを見た」とおっしゃっていただいた方には、特に丁寧に対応させていただきます(笑)という冗談はさておき、社会福祉法人ファミリーは、職員同士の仲が良いということを声に出して言いたいです。会社を離職する際、「人間関係に苦慮した」という理由が多いそうです。仕事は好きなのに、続けることができない‥それってすごくもったいないことですよね。楽しく仕事をするためには、良好な人間関係が構築されていることが条件だと思っています。ですので私はリーダーとして「働きやすい職場」を作ることを心掛けてきました。これからもどんどん「働きやすく」していきたいと思っています。チームに加わって下さるととても嬉しいです。ぜひ気軽にお問合せ下さいね。お待ちしております。